人それぞれ『使いやすい筋肉』と『ぜんぜん使えていない筋肉』があります。そこを意識しないで、ただエクササイズをしても根本的にカラダを整えることはできません。

この講座では、骨格や筋肉のつきかた。関節の正常な動きや運動連鎖などのカラダ本来の機能を学びます。
そして、その学びを実際にカラダを動かしながら自分のものにしてきます。

1年間かけて私とともに、じっくりと自分のカラダの使い方のクセと向き合うこことで自然と動きが修正されて姿勢改善していきます。

カラダを痛める前には、沢山のSOSを出します。このSOSを敏感に感じ取り、実際に動かすのも辛いような状態まで悪化する前に、自分でカラダをメンテナンスすることができていれば、大きな怪我や運動機能障害を未然に防ぐことができます。

そのためには、世の中に溢れる情報に振り回されない正しい知識と自分のカラダを客観的に分析する力をつける必要があります。


この講座では、姿勢改善ロードマップやカラダづくりノートを活用し“あなただけの姿勢改善方法”を、あなた自身が見つけて習慣化できるようにプログラムされています。

解剖生理学的にカラダを動かしていきますので、エクササイズが終わったあとに自然と動きが左右差がなくなっていく効果を実感できる内容になっています。

例えば、腕を上げるという動作がしにくい。

例えば、後ろを振り返る動作がしにくい。

これらの現象も、動きの要素を一つ一つ分解して丁寧にカラダに動かし方の再学習をします。カラダで覚えた感覚は、カラダに定着していき無理なく自分のペースで姿勢改善ができます。簡単な動きが中心となりますので、柔軟性がない、体力に自信がない方でも取り組んでいただけます。

私たちのカラダは、日常生活の様々な動作で重力というものの影響をうけています。

この重力に負けないカラダの使い方を引き出すのに、強い味方になるのがピラティスの道具です。この講座でも、ミニボールやチューブなど比較的入手しやすいものを使ったエクササイズも盛り込みながら、姿勢改善を根本的におこなっていきます。

そのためには、基本的な解剖学や運動力学を知ったうえで自分のカラダとの差を感じながらエクササイズをおこなうほうが、ずっと効果があがりやすくなります。

姿勢改善、一日にしてならず。

学びと自分のカラダが結びついた先に、本来のあなたらしい姿勢が待っています。

姿勢が悪くなっている理由は、ズバリ！

“頑張り過ぎている筋肉”と“サボっている筋肉”があるからです。

これを自分のカラダを通して自覚し、身体の使い方を自分の意思で修正しない限り

永遠に姿勢が改善するこはありません。

よく「日常生活で気をつけたほうが良いことは何ですか？」をクライアントさんに聞かれますが、頑張り過ぎている筋肉をほぐして、サボっている筋肉が正常に動かせるようにしてないのに、無理やり姿勢を良くしようとしても、頑張り過ぎている筋肉に引っ張られてもとに戻ります。そして、無理に良い姿勢をつくろうとするので無駄にカラダを強張らせることになり別の痛みを生んでしまうことが多いのです。

また日常生活では、安全に生活をすることが優先になるためカラダの使い方を細部にわたって意識して動作をするのは現実的に難しいのです。このような理由から、じっくりカラダと向き合う時間をもつことが、快適なカラダを手に入れるためには必要となります。

ピラティスでは、自分のカラダをじっくり向き合いながらカラダの使い方のクセを修正していきます。時間はかかりますが、確実にカラダが変わっていく実感をもつことが出来ます。